小さな子供には沢歩きがおすすめ

沢を歩くということ

まず沢歩きには3つの要素があります。ひとつは

不整地を歩く

歩行に慣れてきた小学生であっても大きな石がゴロゴロとした河原を歩くのは難しいものです。最初は親御さんに手を引いてもらうこともあるでしょう。沢歩きには明確なルートなんてないのです。道標もコース案内図もありません。暑かったら水の中を歩けばいいし、寒いなと思ったら陽の当たる方へコースをかえてもいいのです。帰る頃には子どもたちは河原をかけまわっていることでしょう。

沢歩きへようこそ

水線を進む

さわを歩く

足が水流に持っていかれます。コケが生えていて滑りやすいです。あるくというより全身を使ったアスレチックのようなものです。大きな石が立ちはだかれば、果敢に越えて行くこともできるし、不安を感じれば迂回ルートを取ることも可能です。僕は子どもたちを沢に連れて行くときは先頭を子供に行ってもらうようにしています。まず視覚で映像を捉える、脳で安全なルートを選定する。子どもたちの脳はきっとフル稼働していることでしょう。

水を泳ぐ

夏の沢歩きの醍醐味といえばやはり泳ぐこと。水の冷たさに震えてください。ちょっと高いところから飛び込んでも楽しいでしょう。右の大岩の下なんかは突然深くなり、渦を巻いていて脱出できなくなります。岩に登ってしまおうと思ってもなんのホールドもなく立ち往生してしまうところ。実際に体験してもらって水の怖さを少しでも知ってもらえたらいいなと思います。もちろんザックの浮き袋は持っているしヘルメットもかぶっている。大人たちが二重三重に見守っているから心配はないのですけどね。

真夏とはいえかなり冷たい。しかし気持ちいい。

沢歩きを通して子どもたちにつたえたいこと

以上の3つの要素を持ったアクティビティが沢歩きです。アスファルトに慣れた子どもたちにとって河原はとても歩きにくいところです。ぼんやりと景色を楽しんでいる暇はありません。一所懸命に歩いていてふと視線を上げたときにみえる景色に感動してください。歩き終える頃にはワンランク上のバランス感覚が身についているはずです。

両手両足をフルに使って自然の障害物を越えてください。どうしてもだめなときはお友達が手を引っ張ってくれたり、私達大人が手を差し伸べます。そんな関係性を無意識のうちに感じてくれたらいいなと思います。

そして自然の楽しさと怖さを体験してください。すっかり沢歩きのシーズンは終わってしまいました。また来年たくさんの子供達が来てくれますように。

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